7月の「梅雨」の時期。毎日、雨、雨、雨。
常にジメジメしていて、押入れ、納戸は「カビ」だらけになります。本当に嫌な時期ですね。
除湿対策…と一般に言うと、エアコン、除湿器、除湿剤がすぐ浮かぶと思いますが、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
【エアコン】
エアコンで除湿運転をすると、除湿はしっかりとできます。
…が、部屋の温度も下がりすぎてしまうことがよくあります。
【除湿機】
除湿をすると、大気中から取り除いた水が目に見えるので除湿した!という気分になりますが、気密性の高い住宅でない限り、水蒸気は針の穴を通す程狭い隙間でも通過するため、室外を除湿しているのと実は変わらなかったりします。
また、室温をコントロールすることはできず、除湿機を止めると、すぐに部屋の湿度は元通りになってしまいます。
【除湿剤】
除湿機と同じく、大気中から取り除いた水が目に見えてわかりやすいですね。しかし、水がいっぱいになったら除湿が出来なくなるため、新しい除湿剤を購入しなくてはいけません。さらに、除湿剤では部屋の湿度、温度のコントロールをすることはできません。
「梅雨」の時期は一年のうちで室内の快適性(温度・湿度)のコントロールが、もっとも難しい季節なのです。
では、この時期を快適に過ごすには、いったいどうすればよいのでしょうか?
本格的に除湿と温度コントロールをする為には、「除湿機+エアコン」の2台が必要です。
「除湿器」で湿度を落し、「エアコン」で温度調節をするのです。
このプロセスを専門用語では「除湿再熱」と言います。
この時期、除湿をして快適に過ごすためには、以下2つの要素が必要となります。
- 外部の水蒸気を遮断するための「住宅の気密性」
- 除湿と室温をきちんと制御するための「除湿再熱」
最新のエアコンでは「「除湿再熱」が出来る機種も開発されてきています。
このタイプの「エアコン」を使用すれば、「除湿器+エアコン」を1台のエアコンでできます。
また、冬は乾燥が気になるところですが、冬の乾燥を抑える際にも「住宅の気密性」が重要で、「気密+エアコン+加湿器」で対応することが必要になってきます。
さらに一室を除湿出来たとしても、他の部屋も同じように対策をしないと家中の湿度コントロールは出来ません。
それらのエアコンを全部屋に導入する?
答えは「いいえ」です。
家に合わせて一棟一棟空調設計する「コンフォート24」なら、エアコン1台ですべての部屋の空調を管理することができます。
「全館空調システム」で「除湿再熱」出来るのは「コンフォート24」だけです。
また、全館空調ではダクトの中にカビが発生し、家の中がカビ臭くなるのではと心配される方がとても多くいらっしゃいます。「コンフォート24」ではカビが発生しない設計をしていますので、ジメジメした時期の臭いにもばっちり対応しております。
詳しい仕組みについては、ぜひお問い合わせください。
新しくお家を建てようと考えた時には、1年を通してエアコン1台で快適に過ごすことができる「コンフォート24」を是非ご検討ください。
コンフォート24
開発者 落合 総一郎