北海道を中心に、全国の住宅で採用されている建築一体型全館空調システム「コンフォート24」ですが、住宅だけでなく事務所ビルやグループホーム等での採用が増えています。
石塚建設興業㈱(札幌市)は札幌本店の社屋を新たに建て替える際、コンフォート24を採用しました。以前に使用していた社屋は築50年経過しており、断熱性が低くいため冬期になると寒さに悩まされたといいます。コンフォート24を導入することで空調ユニットからダクトを通して各階に快適な空気が送られるため、一年間を通して過ごしやすい状態をキープします。
コンフォート24は高断熱・高気密の建築技術と高い空調技術で建物全体に熱を効率よく均等に分配し、真冬の北海道でも建物内を快適に暖房します。システムの構成は寒冷地型汎用エアコン、送風ファンだけなので、操作・メンテナンスが容易です。また、高効率空冷ヒートポンプを採用していることで二酸化炭素の排出を抑え、年間電気料金も抑えることが可能です。
近年、外断熱工法の向上による建物の高断熱・高気密化と寒冷地型高効率エアコンが普及、高い空調設計技術で、上川郡清水町の社会福祉法人清水旭山学園や礼文町の稚内信用金庫礼文支店など、北海道内において非住宅の建築分野で「コンフォート24」の採用が増えています。