北海道北見市で一昨年「コンフォート24」導入、新築された個人宅のデータです。北見市は北海道の東部に位置し、12万人の人が暮らしています。北見市の気候は内陸性気候で春暖秋冷の期間は短く、夏から冬、冬から夏へという印象が強い地域と言えます。

気温は年間を通じて寒暖の差が大きく、冬は-25℃近くまで冷え込み、夏は35℃前後の猛暑になることもあります。日照率は道内では高く、年間1,600時間~2,000時間、パッシブ設計で太陽光、太陽熱の恩恵を得ることが出来ます。

ご紹介しているA邸は北見市の気候を考慮して高断熱・高気密化、さらに南面に大開口を設置、寒冷地であっても太陽熱を利用し、全館空調で快適・省エネ性を両立した設計になっています。

昨年12月のデータを見ますと外気温は毎晩-10℃以下となっています。しかしながら、家の中は20℃~22℃、湿度は40%~50%で安定しています。北国では冬は過乾燥(<-30%)になるのが一般的ですが、快適湿度を保っています。

常時公開ですが、日時はお問合せください。

建物概要

件名:A様邸
建設地:北海道北見市
延床面積:136.21㎡
構法:スーパーウォール デュアルEX工法
Ua値:0.2W/m2・k
施工:(株)イワサキ
空調:コンフォート24(全館空調システムエアコン5.6kW×1台 )
電気料金:年間160,522円 ※適用電力会社_北海道電力(参考:SERLシミュレーション値)
北見市の気候:
2020/9/17  日最高気温:20.6 日最低気温:15.1
観測史上  日最高気温:38.1 日最低気温:-30.9